製造業とユーザーをつなぐファクトリープロジェクト
平成19年度 東京都ものづくり新集積形成事業支援対象グループ

栄鋳造所

04.型のデータ作成

04.型のデータ作成

栄鋳造所さんには、自社内で鋳造の型を起こすための各種設備が整っている。
元データを作成する3D-CAD、CADから直接データを流して型を切削するルーター、微調整をするための加工機など。型の素材は砂形用の鋳物砂の他、スタイロフォーム、ケミカルウッドと呼ばれる木紛を樹脂で固めたもの、ベークライトなど、用途と目的によって、複数種類のなかから選ぶ。

図面上では直線と円弧だけでデザインしているのだが、取っ手と鍋部の取り付き部分が立体的な形状になっている。図面では伝えきれない部分のニュアンスなどを、3D-CAD上で見て意見交換し、調整する。CADオペレータさんは若い女性。女性が明るく働ける工場はいい職場だと思う。

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