製造業とユーザーをつなぐファクトリープロジェクト
平成19年度 東京都ものづくり新集積形成事業支援対象グループ

栄鋳造所

06.脱型

06.脱型

注型したアルミの冷却を待ち製品を脱型します.この脱型の様子は減圧により鋳型の形状を保持するVプロセスの特徴が良く表れています

脱型時には、まずクレーンを使って鋳型と製品を納めた枠をスノコの敷かれた脱型スペースまで運びます.こののち、スノコの上で枠に接続してある真空ポンプを停止させると、鋳型に使われた砂はその密着性を失い勢いよくスノコの下部の鋳物砂の回収スペースに流れ込んで行きます.製品はスノコの上に残ることになります.

回収された鋳物砂はベルトコンベアーでホッパーに戻され、クーリングタワーによって冷却された後、再び砂タンクへともどりリサイクルされます.

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