製造業とユーザーをつなぐファクトリープロジェクト
平成19年度 東京都ものづくり新集積形成事業支援対象グループ

吉田木材

14.柔軟性にとんだものづくりの現場

14.柔軟性にとんだものづくりの現場

ここまでのレポートで説明した様に、吉田木材では、フレーム材の加工-パネル化-パネルへの加工-下地処理-塗装処理を自社で一貫生産しています。

OEM向けの木製フラッシュパネル加工品といってもその用途は幅広く、使用部位・形状・外観意匠に様々な種類があります。吉田木材では、顧客の要望にあわせ、最適な素材の組み合わせでパネル化を行い、NC切削機を活用した複合的な加工を加え、使用部位や外観意匠に応じた塗装を行うことで、多様なニーズに短納期・低コストで応えています。

素材への知識(経験)、NC加工による多彩な形状加工(自動化)、手間のかかる塗装作業(手仕事)が三位一体となって、顧客への柔軟性を獲得していることが強く印象に残りました。

[写真:松野 勉/FPJ、文責:原田一朗/FPJ]

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