製造業とユーザーをつなぐファクトリープロジェクト
平成19年度 東京都ものづくり新集積形成事業支援対象グループ

キューベック

09.広がる可能性

09.広がる可能性

ウォータージェット切削というと、特殊素材切削を主な対象とし、ハイエンド・最先端の切削技術という印象が高いためか、加工単価も高めに設定されているケースが多い。しかし、実機を目の当たりにすると、堅実でローメンテナンスな機器であるという印象が強い。

かつ、切断対象が高強度素材はもちろんのこと、陶磁器やフロートガラスなどの脆性素材でも高精度に切断できることは、これからのウォータージェットの可能性を示しているように思われる。(写真は磁器を家紋模様に切断したもの。)

今後、具体的な使用事例が充実してくればくるほど、切断性能の特性、高精度、省エネルギー、環境負荷が少ない、といった、ウォータージェットが発揮するメリット・可能性が製造業界の中にも浸透してくるのではないだろうか。

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