製造業とユーザーをつなぐファクトリープロジェクト
平成19年度 東京都ものづくり新集積形成事業支援対象グループ

テクノラボ 

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私たちの身の回りを見回してみる。様々な素材でつくられた製品のなかで、どれほど多くの箇所にプラスチックが使われているか。電話機、時計、マジックペン、調味料入れ、コーヒーメーカー、コンピュータ、携帯電話。

産業革命以降、石油を化学的に分解・精製・合成することが可能になり、様々な合成樹脂、プラスチックが開発され、私たちの生活を彩るようになった。軽く、成形性・発色性に富み、配合により様々な性能を発揮できる素材、プラスチック。その製造は主に金型を用いる射出成形と呼ばれる方法が採られており、その製造工程は大量生産を前提としている。

少量多品種のプラスチック製品ができないだろうか。
その前には、従来と異なる製造工程、それに伴うコストの壁が立ちはだかる。京浜工業地帯の中心地の小さな研究所で、液状プラスチックと独自の3D造形技術をコア技術に持ち、少量のプラスチック試作部品を製造している工場「株式会社テクノラボ」をレポートする。


株式会社 テクノラボ

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